ハイドロキノンとアンプルールの副作用?正しい使い方って?
ハイドロキノンという美白成分に関して口コミなどを見るとかなり副作用のネタも多い気がします。処方の濃度によってかなり違いもあるようなのですが、配合してされている化粧品のアンプルールについてと正しい使い方やその他注意点のことを書いておきます。
お肌のシミの消しゴムと言われるハイドロキノン
この成分の持つ美白作用って本当にすごいパワーなんだそうです。それはもう美白というよりも漂白。
ただその効果がすご過ぎることと酸素や光に対して安定性の低さから、肌への刺激も起こりやすく10何年か前まではお手軽に買えたりはしませんでした。逆にものすごーい昔はそうした規制すらなかったので、当たり前のように化粧水とかに入っていてトラブルも起きてたらしいです。きっと肝斑とかの知識も昔は低かったからおかまいなしに使ったりなんていうのもあったんじゃないのかなぁ。
このハイドロキノンはふつうに市販されているクリームや美容液では2%~4%くらいの濃度で配合されており、それ以上の濃度になると医師の処方箋が必要になってきます。つまりは皮膚科のお医者さんにかかってお薬として出してもらうってことです。
ロート製薬から発売されている化粧品のオバジではなく、皮膚科診療のアメリカのオバジニューダームシステムとかがこういうのにあたるワケですね。薬品の力で多少強引に肌を生まれ変わらせるようなやり方なのでお医者さんに様子を見てもらいながらでないと危なすぎるってこと。
アンプルールのハイドロキノン濃度
アンプルールに配合されている濃度は認可されている販売OKレベルの2.5%ですし、なんといっても新安定型ハイドロキノン。酸化しにくくて熱や紫外線に対しての安定度も強いことが特長です。だから肌への刺激は押さえているのに美白効果が期待できちゃうスグレものなんですね。
ハイドロキノンは自然界に存在してますしお茶を飲んだりしてふつうに私たちも体内に取り込んでいる成分なんですよ。でもそれが高濃度になると話はちょっと別。ハイドロキノン入りクリームや化粧品を使っていたら肌が赤くなっちゃったと言う口コミはよく目にしますしね。
ハイドロキノンを使うことでお肌の上では一種の化学反応が起きて美白作用の効果があらわれるんです。なのでお肌が弱い人だと刺激を感じやすいのは事実です。なんせオバジニューダームシステムなんかだとボロボロに皮膚が剥けてくるそうですからねー。でもその一皮剥くことであとに生まれてくるのがシミもないキレイなお肌っていう治療法。3ヶ月くらい人に会わない生活が出来るならチャレンジしてみる価値があるかも???
ハイドロキノン使用時の注意点とは?
でもアンプルールのハイドロキノン濃度ならそんな症状は起こらないはずなので安心して使って大丈夫な処方。
ただし!ここで気を付けておかないといけないことがあるんですよねー。
美白作用があるハイドロキノンはメラニンを作るのに必要なチロシナーゼっていう酵素の働きを抑えてます。メラニンが作られないという事は裏を返せば紫外線に対して肌は無防備になっているっていうことです。
もしハイドロキノン配合のコンセントレートをシミの上に塗った状態で、ぜんぜん日焼け止めも塗らないで日中外出でもしちゃったらどうでしょう? お肌には紫外線のダメージが直撃です。赤味が出たりトラブルが起きても不思議じゃないですよね?
なのでハイドロキノン高配合のコンセントレートHQ110やクリームAOを塗るのは朝はNG。夜のお手入れだけにして朝がダメって言うのにはそれなりの根拠があるんです。マメに塗り続けている方がシミ消しやくすみに早く効果が出る気がするのも分からなくはないですが逆効果になっては意味ないですからねー。
乾燥&敏感肌でアレルギーありのわたしですが
アンプルールのラインに配合されているハイドロキノンは新安定型だから不安なく使えるドクターズコスメです。とは言っても誰にでもアレルギーが起きないわけではないですから、もとから肌質の弱い敏感肌の人はちゃんとパッチテストをしてみたりして様子を見ながら使うのが○。アトピー性皮膚炎とか人なんかはさすがにキビイしいのかもですよね?
わたし自身も冬になるとひどい乾燥肌になってしまい化粧水もしみてつらいほどだから、もしそんな状態だったらコンセントレートHQとかを使う勇気はたぶんないです。高配合のハイドロキノンクリームをぬるんだとしたらお肌の乾燥状態がに落ち着いてからにするでしょうね。アンプルールのこのシリーズは保湿効果も優れているラインだから、それだけしばらく控えてみるとかでも大丈夫そう。いずれにしてもいまからずっと使っていれば今年はいつもみたいに乾燥肌をひどくしないですみそうですけどね。
あとアンプルールにはしみ・くすみ用のラグジュアリーホワイトシリーズ以外にもシワやたるみとかの毛穴ケア向けエイジシリーズもあるので保湿とか肌荒れを整えるっていう意味ではそっちのほうがいいのかも。
⇒ シワ・たるみ・ゆるみ毛穴対策キット
アルブチンとかコウジ酸はこれからのシミ・くすみ予防にはいいけれど現状からの美白を目指したいならやっぱりハイドロキノンに頼る方がいい!ということで副作用とかについてきちんと知って上手に付き合おう、なーんて思えました。