ミネラルファンデーションとは?MMUって何?本物と偽物の違い?
ミネラルファンデーションとは?ふとその定義や正式には何か基準が決められているのか知りたいと思って調べてみました。そしたらけっこう意外なことが分かってびっくり。
そもそもわたしMMUっていう意味すら最近まで知らなかったんですけどね(;^_^A
まずMMUとはなにかというとミネラルメークアップの略。
ミネラルって水分や油分を含まない天然の鉱物のことを指しますが、直訳すれば「無機質」の意味。有機物の対極ってことですかね。
1976年にこのミネラル(鉱物)を細かく粉末にしたパウダーファンデーションがアメリカで世界で初めて開発された際に「ミネラルメイクアップ」と名づけられたそうです。実際にはファンデーションだけでなく口紅やアイカラー、チークなどの製品もたくさん販売されています。
しかしながらこのミネラルメイクアップということば自体になんら定義はありません。基準が存在していないのですから本物も偽物も区別はできないのです。
さすがに、ミネラルをまったく使っていないのにミネラルファンデとかMMUとかの名前を付けて販売していたりはしないでしょうけれど、逆に言えば少しでも入っていればMMUって言えるのか?と考えたらどうなの?ってコトです。
だってミネラル含有率が1%でもミネラルファンデーションと呼ばれてもOKだったりするわけですからね。
一般の化粧品にだってミネラルは普通に配合されています。
ミネラルのためにお肌に良いといわれていても、選び方次第ではミネラルの他にケミカル成分をタップリ配合しているミネラルファンデーションも存在してるっていうことを覚えておかれた方がいいかもしれません。
肌に優しいファンデーションとして
「ミネラルファンデーション」であることを売りにしている製品であれば主成分をミネラルで構成し、ごく少量のケミカルで何かの役割を追加していたりするレベルのはずです。
ナチュラルメイクを目指していたり敏感肌用のファンデを探している場合はやはりある程度成分表示を見て判断するしかありません。
ミネラルメイクアップによく使わていれる成分としては酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、マイカ、シリカ、オキシ塩化ビスマス、ステアリン酸マグネシウム、窒化ホウ素、ラウロイルリシン、クエン酸亜鉛、タルクなどが上げられます。
たとえばヤーマンから出ているオンリーミネラルはもともとのアメリカ本国ではオキシ塩化ビスマスが含まれている製品であったものを、日本人向けに開発した際には外して酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカの4つのミネラルだけで作られるようになりました。
といっても、同じ成分ながら多いものだと20種類以上もの異なったタイプがあるものもあります。タイプが異なれば成分名が変わらなくても見た目にも、使用感にも違いが出てくるそうです。
粒子の大きさや配合の比率、様々な要素が組み合わさってそのメーカー、そのブランド独自の製品が作られているので本当に肌にいいものだけにこだわってできているものを選べばより安心。
あなたもいろいろなミネラルファンデーションをお試ししてみてお気に入りのものを見つけて下さいね。
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